ご主人や両親への報告、出産方法や場所などで産院を決め、市役所への届け出と各種手続きを済ませ、仕事をしているのであれば産休をとるのか辞めるのかを考え、赤ちゃんを家に迎えるための用品を揃えたり環境を整えたりと、初めての妊娠・出産はやることが多すぎて混乱してしまいますよね。
まずは市役所へ「妊娠届け」の提出と「母子健康手帳」の受け取り
母子健康手帳は、妊娠から出産の経過記録から、小学校入学前までの健康状態、発育、発達、予防接種の記録、さらに妊婦やあかちゃんの各種健康診査、予防接種等々の無料助成券など、とても役に立つものなので紛失しないよう常時携帯しておくようにしましょう。
「出産育児一時金」の手続き
妊娠・出産は病気ではないので健康保険が使えず、全額自費となり、家計に大きな負担がかかります。そこで頼りになるのが「出産育児一時金」の制度。健康保険あるいは国民健康保険に加入、または被扶養者が出産した場合、こども一人につき42万円が受け取れます。
また、この出産育児一時金を病院の出産費用に直接充てることもできますので、あらかじめまとまった出産費用を用意する必要がありません。
問い合わせは手続き窓口は、健康保険なら勤務先の総務関係の部署、国民健康保険なら市役所となります。